「ゾンビ映画」は長年にわたって多くの人が手がけてきたと思いますが、ジム・ジャームッシュがこの映画をこのタイミングで作った理由はなんだと思いますか?
タイミングが関係してるかはわからないな…えーと、つまり、たぶん、タイミングは関係ないんじゃないかなあ。
というのも、いろんなものを参考にしてると思うんだよ。
映画のタイミングについてはポスターを見れば分かるよ(笑)
←映画の上映時期(タイミング)の日付が入ってるからという意味のジョークと思われる
映画のテーマは、ど〜だかなぁ…あったかなぁ…まあ50年前に作られたものと似通ってるよ。
なぜなら、Wi-Fiとか…ああいや、社会的に話題になっている引きこもりとか、文字通り絶えず下を向いている人や、目の前のことに気がつかず、つまづきながら人生を行く人などを参考にしているので、そういったことがタイムリーな作品にしていると思うし、ジムの映画はいつもいい時に作っていると僕は思うよ。
そうね、そうね、タイムリーだし、時間さえ超えた、永遠のものだわね、ジムの映画は。
といったような、ロメロ監督以降のゾンビ映画に内包されたテーマが社会的・一般的普遍性をもった人間の内面を投影しているものであるということをアダムが伝えていると解釈しました。
いずれにせよ、人間の(普遍的)社会的テーマを内包しているという点で、今回の映画も「タイムリー」であり、今見るべきに値する映画であると述べていると思われます。
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— JoBlo.com (@joblocom) June 13, 2019
あなたたち3人つまりあなた方2人とビルは、映画の中でとても相性が良いし、たくさんのユーモアがあなたがたのちょっとした雑談から生まれてますよね。
あなたがた3人の間にあったような、映画のセットの雰囲気について教えてくれますか?
ジムがディレクターたちの椅子を置いて私たちを座らせて、パトカーの内部のようにするの。
それで私たちはセリフを何回か読むのよ。その後本番に入るのよね。それがとてもいい感じなの、とても自然なの。
決められたセリフを言ったり、あなた方みたいにセリフを反復したりとかなんですね。
みんな、どこにもないものを作ろうとかなりこだわったよ。でも、でも、今までのジャンルの構造基盤を覆すようなだいそれたもんじゃないけどね。
ビルは変化球をたくさん投げることはないのですか?
直球でやろうとすれば、最後までそれでいくし、
やっぱり実は、パターン化されたものの代わりに変化球を求めるか、気持ちが揺れ動いていたね。
そんな風にとってもステキな映画で、とってもステキなキャストたちばかりだけど、そんな中で最高の人…つまりゾンビ・キラーあるいはゾンビ黙示録に一番適した人っていますか?
トム・ウェイツだね!彼はゾンビ黙示録に適しているね。
彼は生き延びると思うよ。
私はティルダ…(スウィントン)
ライトセーバーの技術も使えますか
ああ、いやないね…でも生き延びたい。実は僕自身が強くなるように少し変えたいと思ってずっとトレーニングしてるからね。子供の頃は、ゾンビとかそれ意外の…よくわかんないけど…岩を持ち上げて襲ってくる奴らと闘いたいと思ってたし。
←ここは彼特有のジョークと思われる
映画の中で好きなゾンビ・キルとかゾンビのシーンありますか?
(ここでアダムが映画のネタバレを言うのでカットしました。セレーナ・ゴメスさんについてのことですが映画を見てのお楽しみに。)
ゾンビがスローモーに、スローモーション映像のように動いて、これがもうあたし、子供のような気持ちになって、何か自分の好きなものを見つけた時のような、そう、好きなゲームとかね、(ゾンビの動きを見て)とても感動して、その瞬間は実際に涙が出ちゃう感じでした。