ライムがあらわれた☆

ライムはイオナズンをとなえた!しかし、MPがたりない!

アダム・ドライバーのデビュー作を観た【J.エドガー(映画)】

スターウォーズのカイロ・レン役で有名になった俳優アダム・ドライバーのスクリーンデビューとなった本作。

2011年公開時、アダム・ドライバーはまだ無名の28歳で(撮影時は27歳だったかもしれないが)エンドロールのクレジットに名前も載っていない。

出演シーンはたったの1シーンのみで、ちょい役である。

しかし、本作の主人公 J.エドガー氏がFBI長官として権力を掌握するきっかけとなったリンドバーグ愛児誘拐事件の目撃者として登場しており、ちょい役ながらウォルター・ライルという役名までもらっている。

 

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ウォルター・ライル役のアダム

 

ハンチングに蝶ネクタイにジャケットという服装は1932年当時のアメリカの平凡なファッションだったのだろう。

地味な服装ながら、彼の手足の長さが引き立つ。

彼の役ウォルター・ライルはガソリンスタンドの店員で、FBI捜査官の質問に答えながら長い手を伸ばして隣に停車してるクラッシックカーにガソリンを注いでいる。

やりとりは、誘拐犯が使用したとされる身代金のお札がこのガソリンスタンドで使われていたかどうかの確認であるのだが、のちにこれが物証として決め手になり犯人逮捕へと繋がる重要なシーンだ。

 

FBI捜査官が身代金のお札のルートをめぐり目撃者を一人一人たどっていくうちにとうとう「ウォルター・ライル」の名前に到達するところはまるで誘拐犯決定かのような緊張感を感じた。

FBI捜査官がガソリンスタンドに入っていき、アダムに向かって「ウォルター・ライルさんですね?」と尋ねるところは容疑者の尋問のような雰囲気に包まれ緊張感がある。

 

FBI「これ(身代金のお札)を使ったのは?」

(こいつ、犯人じゃね?)

 

アダム「ガソリンを98セント買った客ですよ

 

 

吹き替えの人の声がクッソすっとんきょうにしゃべってて、

 

盛大に茶を噴いた。

 

 

あわてて字幕版でアダム本人の声を聞いた。

 

ま、、、アダムの声だよなって感じ。

 

当時はまだ無名だし、ちょい役だし、アヤシ気なスタンド員だし、、

とぼけた感じの薄っすいキャラな声を充てよう、と日本側の編集スタッフぅ〜さんは考えたのだろう。

 

アダムが自然に醸し出す(?)すっとんきょうな軽いキャラに、FBI捜査官も「こいつ白だな」感を彷彿とさせて去っていく・・・

 

このすっとんきょうが、4年後にスターウォーズのカイロ・レンですよ!奥様!

すごいじゃないですか!

21世紀の奇跡ですね。

 

 他の目撃者はほとんどカット割りなのに対してアダムのシーンはガソリンスタンドの目撃証言がのちに決め手となったこともあり、じっくり描かれている。

ちょい役ながら、「ちゃんと演技の出来る子いる?」って監督のクリント・イーストウッドが探していた人材だったのかもしれない。

 

ジュリアードを出てウェイターのバイトをしながら舞台をちょこちょこ出ていたかけだしの役者アダムに、こういう役が巡って来たことが後のきっかけになったのだろうか。

 

この頃もかわいいけど、本当に今は大人のカッコいい男性になったね。

 

この作品の主人公はかの有名なレオナルド・ディカプリオ様。

タイタニックの頃より年を重ねて渋みがステキなおじさまになってました。

レオ様が演じているジョン・エドガー・フーヴァーさんは実在した初代FBI長官で、彼が生前どのように権力を掌握していったかをレオ様が渋みのある演技で作品に重厚感を醸し出しながら描いている。

 

レオ様が扮するジョン・エドガーさんのお母さん役に、007のMをやった女優さんだったのが驚いた。私、007のMが好きなの。

 

ジュディ・デンチさんていうイギリス人女優さんです。

バカなことばっかりやってる007に厳しいツッコミを入れるMI6の上司役です。

美人ですけど男前で、甘いマスクのジェームズ・ボンドに毅然として服務注意とかするところがたまらない。

そのMのイメージ(厳しい上官)が、ジョン・エドガーさんのとても厳しかったお母さん役にふさわしかったのね。

 

他にもバック・トゥ・ザ・フューチャーの主人公マーティ(マイケル・J・フォックス)のお母さん役やってたリー・トンプソンさんも出ててビックリした。

 

こんな豪華な顔ぶれの良作に若き日のアダムが出てたことに感慨深く感じた。

何を隠そう、私は学生時代レオ様大好きだったからね。

ハンソロ役のハリソン・フォードも大好きだったし。

まるで、彼らに取って代わるようにアダムがやって来たような。

 

アメリカのこともちょっとわかって、素晴らしい作品でした。

 

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