Lime's Blog

Writing about movies and daily life

戦隊とライダーの原点に行って来ました

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パンダ(次男・小学5年)キリン(長男・中学2年)

 

作り物の怪獣と闘っています。

手前は手製の大隈講堂です。

 

早稲田の学生さんが、徹夜で手作りされたそうです。

とても精巧に出来てました。

ブルーバックが模造紙なのがまた手作り感満載で味があります。

 

早稲田の学生さんが、「ここの位置で撮ると、巨大怪獣と闘ってるように見えますよ」とアドバイスしてくれました。

 

ここは、早稲田大学校内の教室にある、「怪獣同盟」サークルさんの展示場です。

去年2015年の11月に催された早稲田大学の文化祭にて、「怪獣同盟」さんの活動内容が一般公開されてたので見に行きました。

 

・・・っていうとちょっと語弊がある。

実は大ファンの俳優、佐藤二朗さんが早稲田の文化祭でトークショーをやると聞いたので家族で行こうとしたのだが、その日は長男の英検の試験と被ってしまいやむなく二朗さんを断念。かなり断腸の思いだった。

 

それで次の日もやってる早稲田の文化祭に行って、せめて、かねてより気になって気になってしょうがなかった、「怪獣同盟」さんの活動内容を観たいとそれだけでもと、家族総出で早稲田まで馳せ参じた訳であった。

 

特撮をよくご存知の方は、上の写真のように怪獣と合体ロボットがミニチュアのビルの中で相対している場面は東映撮影所で本当に行われているのと同様であることをお分かりいただけるでしょう。

 

この写真の現場はまさにそんな感じで、我々もすぐにピンと来た。

「怪獣同盟」さんの特撮現場はすべて学生さんの手作りで、まるで東映撮影所のジオラマを観ているようだった。

 

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これまたお手製だそうです。

かなり頑丈に出来ているように見えました。

バッチリ全身に装着されています。

「怪獣同盟」オリジナルのヒーローだそうです。

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こちらのヒーローはミドレンジャーとシュリケンジャーが混ざったみたいですね。

 

そばの棚には所狭しとバンダイさんのヒーローフィギュアが並んでました。

ウルトラマン、ブレイド、ゲキレッド・・・などなど。 

 

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私みたいなオバサンでも、ちゃんと気がついてくださってカッコイイ、ヒーローポーズをとってくださいました。

青い目に注目して下さい!

ちゃんと光るんですよ!!!

 

それと、怪獣同盟さんが制作した特撮ヒーロー映画の上演もあり、観覧させていただきました。

学生さんが携帯型の変身グッズを掲げて、ポーズをとって変身したり、怪獣と闘ったり、ビーム光線が出たりとかなり本格的な作りになっていました。

 

そして機関誌のようなものをいただいたのですが、内容がなななんと押川善文さんのインタビュー記事!!!

かなりの紙面を要していて満載です。

押川さんは今、スーツアクターを引退されて某地方にお住まいのようなのです。

早稲田の学生さんはそこへ行ってインタビューして来た!と嬉しそうにおっしゃっていました。

押川さんといえば、仮面ライダー電王のデネブ!!!

そして仮面ライダーオーズのバース!!!!

 

押川さんはガタイが良くて強そうなのですが、どこかコミカルな一面があり、それがスーツと覆面をとおして画面から感じられる愛らしいスーツアクターさんでした。

そんなステキな方を直にインタビュー出来るなんて、怪獣同盟さんすごい!

 

そんな、ステキな怪獣同盟さんとは。

サークルの創設者が、のちに「仮面ライダークウガ」や「仮面ライダー響鬼」のプロデューサーになられたそうだ。

デカレンジャー、マジレンジャー、仮面ライダーW、仮面ライダーフォーゼのプロデューサーでおなじみの塚田英明さんもここのサークルの出身ということである。

まさに、ヒーローものを手がける東映のプロデューサーさんの学生時代を垣間みたようなサークルでした。

 

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早稲田大学の夜景


帰り際に撮った写真です。

大隈講堂の明かりがとても奇麗で、大学の豊かな自然の木々と大隈重信像をほんのりと灯していて美しい風景でした。

ここに通りかかる人は皆、足を止めて風景に魅入ったり写真を撮っていました。

 

大学全体が、夢のようなステキな空間でした。