Lime's Blog

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長男の中学受検どう取り組んだか


うちは都立一貫校に合格しなかったので偉そうなことは言えないんですが…
受検勉強はやって良かったと思います。

長男とどのように取り組んだか少し回想したいと思います。

都立中の問題は「暗記する」という作業がほとんどありませんでした。
その代わり、東京の路線図を見てJRの運賃表を見て目的地まで行くシミュレーションとか、自分がリーダーになった時、違う意見をまとめてイベントを成功させるにはどうしたらいいかとか、人とのコミニュケーションについて考えを述べよとか、新時代のエネルギーについてとか、富士山のゴミについてとか。


算数に関して言えば、私立中学のようないわゆる特殊算(つるかめ算、和差算、植木算、流水算などなど)を用いるよりも算数オリンピック的な問題が多いとか。


大人でも「う〜〜〜ん」とうなってしまうような、思考力を要する問題が多かったです。
問題に出くわすたびに親子でいろいろ考えたりしました。


池上さんの番組を観たり、NHKニュースや報道番組を観たり、図書館に行って調べたり、実験したり、図鑑をよく見たり、博物館に行ったりとアクティブな作業が多かったです。

そうしたら、自然と学校の成績が上がって来ました。
小学校3年生までの長男の成績はあまりよくはありませんでした。
テストも70点とかある時は60点とか!
(小学校3年の時ですよ!!)

漢字テストは壊滅的でした。
それが、受検勉強始めたら恐ろしいほどに成績が伸びていき、5年生のときは主要科目のほとんどが最高点でした。

6年になってほぼ成績が良好に落ち着き、今では学校から持ち帰って来るテストがほぼ満点です。

社会のテストに至っては満点以下はほとんど見たこと無いです。漢字テストはパーフェクトです。

たぶん、息子は「暗記」という作業をほとんどしてません。

おそらく、物事を思考しているうちに自然に知識がアタマに入っていったと思われます。

ただし、受検には合格出来ませんでした。

はっきりとしたデーターは手元に無いですが、合格者のほとんどは私立中学校を併願している人であるらしいという話も聞きます。

つまり、都立一本で挑んだ人は落ちた人が多いと。

結局、受検を制した人は私立受験組だった…という現実。

やはりそうですよね。勉強時間が格段に違いますもの。
この現実をどう見るか。ですね。

やはりもっと金と時間をかけて早い時期から塾に行くべきだったか…

いろいろ後悔ばかりが募ります。

中学受検に失敗した長男には、必然とやって来る高校受験があります。

高校受験が終わったママ友の話だと、「都立第一志望はかなり厳しい」とのこと。

確実に合格するために、本人の偏差値から2ランクダウンした学校を受けた、という話も聞きました。
まったく正反対の意見として「高望みしなきゃいいんだよ。入れる学校受ければいいんだから」というのも聞きました。


受験とか、偏差値教育とか、そういったものに惑わされない人はとても人生楽しそうでした。

親ばっかり気が焦っても、やるのは本人ですから、子供の方ですから、無理にやってもだめですよね。

まあ、そんな感じで、日々試行錯誤してます。

しかし肝心なのは勉強が楽しく感じてるか身になってるかですよね。

偏差値高い学校に入っても、今、明日に震度7の地震が来ちゃって家が壊れた住むとこ無い〜で生きていかれなかったらだめですよね。

・・・という親の心配をよそに、息子は着実に育っていました。

驚愕の息子の才能を発見したのでありますが、それはまた次回↓の投稿にて!

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