冗談じゃなくて、本当です。
次男が、全身麻酔して手術することになりました。
病名はわかりませんが、歯茎の中に膿がたまってしまってそれを取り除くために外科手術を行います。
かわいそうに、乳歯を3本も抜いて、抜いた歯茎から膿をかき出すんだそうです。
小学校4年生の次男には局部麻酔での術式は過酷だそうなので、全身麻酔で寝てるうちに処置をするそうです。
膿がたまってる場所はなんと2カ所で、そのうち1カ所は生えてる乳歯とこれから生えて来る永久歯の間にあり、
このまま放置しておくと永久歯を溶かしてしまうような勢いなのだそうです。
最初、町医者でレントゲンを見たときは
「永久歯はもうだめかもわからんね」
と言われました。
目の前が真っ暗になりました。
まだ生えてこない歯茎の中にある永久歯を抜いて、差し歯にしないといけないかもと言われた時は、本当にショックでした。
ともかく、町医者では対応出来ないということで、某超有名歯科大学病院を紹介されました。
大学病院では、とても優しい女の先生が担当してくれましたが、その先生でも処置方法がわからないということで、大学病院の教授にわざわざ看ていただくほどでした。
教授の見立てで、問題の永久歯はそのまま残し、乳歯を3本抜いて膿をかき出す、という方法を決定してくれました。
たいへんな処置になってしまいましたが、ひとまず安心することが出来ました。
手術をして退院するまでには10日を要する、とのことで大学病院側が配慮して学校が休みになる夏休みに設定してくれました。
先日、全身麻酔が可能かどうかの全身検査を大学病院でして来ました。
<全身麻酔のための検査>
・心電図
・肺活量
・肺のやわらかさ
・耳たぶを切ってから血が止まるまでの時間を計る
・採血(試験管5本分)
・レントゲン検査
これらを半日がかりでやって来ました。
本人は耳たぶを切るのと、採血がとても嫌だったようです。
私が常にそばにいて「大丈夫だよ」と声をかけたり手を握っていたりしました。
大学病院の先生もとても優しかったです。
先生「今日はよく頑張ったから、なにか美味しいものを食べてね」
とのアドバイスもあり、帰りはハンバーグ&ステーキを次男にごちそうしました。
それにしても、なぜこのような事態になったのでしょう。
次男が歯が痛いと言い出したのは、今年の2月頃です。
それですぐに行きつけの歯医者に行ったのですが、そこでは歯茎の中程に膿がたまっていることを発見出来ませんでした。
次男がそれからしょっちゅう歯を痛がり、その都度その医者に予約を取って行ったのですが、医者も首をひねり、「様子を見ましょう」ばかりで、いっこうに良くはなりませんでした。
そのうち、3月になり長男の小学校卒業、4月の中学入学の準備に入り、私も3月4月は仕事が忙しくて次男の歯の問題に充分対応出来てませんでした。
5月になり、長男次男の運動会がひととおり終わったところで、また次男の歯が痛み出したので思い切って別の医者に変えてみました。
それで初めてレントゲン検査で「歯茎の中に膿がたまっている」ということを発見しました。
思えば、なぜ最初の行きつけの医者でレントゲン検査をしてはくれなかったのでしょう。
最初の2月の時点でレントゲン検査でわかっていれば、もう少し楽な対応が出来たのにと後悔が後を絶ちません。やはり、医者は選ばなくてはダメですね。
さて、今年は長男の中学受検失敗&次男の歯茎治療で、家族全員が疲弊しきっていて暗い1学期を過ごしてしまいました。
私自身、疲労と心労(PTAの仕事も重なって)がたまって、6月はほぼ1ヶ月体調を崩してしまいました。
今はやっと少しずつ物事が解決して来て、明るい光が見えて来た感じです。
暗い1学期ではありましたが、そんな時、ムロツヨシさん主演の
「新解釈・日本史」ドラマはとても面白く、録画して毎回家族で楽しく観ていました。
本当にこのドラマが家族の癒しになりました。
これからは少しずつこのドラマについても語って行きたいです。